様子を観察する場合に＜心理学＞ではなく＜目星＞使用の件

PLから「観察」したいと言ってきた場合は様子に不審な点はないか？というニュアンスであると判断しているため、＜目星＞を使用しています。

内面的な部分、心の動き、何を考えているか等を「観察」する場合は＜心理学＞でロールするようにしています。
＜目星＞での観察は目に見えるすべての事象について気にかかる点を洗い出す技能であると考えます。
＜心理学＞での観察はその対象を人間もしくはそれに類する思考、論理を持つ生物等に限定して処理をしていく場合に採用しています。
範囲が限定されるかわりに対象をもっと深く知ることができるでしょう。

上記の切り分けは私個人がキーパーをするときの基準でありルールブックに明記されているものではありません。気になるPLはキーパーと話し合って運用を決めるべきでしょう。

ちなみに＜心理学＞の対象は人間の心理を読むことだけに限りません。
人間が作った機械やプログラムの操作方法や動作について＜心理学＞で推測する、などということも可能です。システムエンジニアをやっている経験上では、使いやすい機械・ソフトウェアは人間工学的な面から、使用する作業についてしっかり観察され、結果が反映されているものです。人間が使うものという前提があるため、その思想に大幅なずれは存在しないでしょう。

ま、機能ありきで作られたソフトは使う人を想定していないんじゃないかというほどインターフェイスが腐ったものもあるんで、そういったものに遭遇した場合はマニュアルを読みましょう。

10/18 追記
>対象は人間の心理を読むことだけに限りません。
上記についても自分がキーパーの場合に採用する基準です。
実プレイやネットでのプレイ時に「ハワード・Pはこういう運用をしていたぞ！」などとキーパーに迫るのはやめていただけるとありがたいです。こういう使い方もできるのでは？と提案するとキーパーはOKをだしてくれるかもしれない、というレベルの話です。
「イスの偉大なる種族」など思考の基本が全く異なる種族の機械などは＜心理学＞では理解できない、と私は判断します。キーパーには無茶を言わないであげてください。